開催日時: 2024年2月25日 11時~
場 所 : 豊田自動織機 福利厚生施設 シャインズ 会議室 ・ 日本料理 四季
参加人数: 21名
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休日グループは、12月例会 「『成幸したいなら受取力を磨こう』著者 小栗 健吾 様の講演会」、1月例会 「時間とは何か」を開催しました。
そして今回は、2月例会「ラジエーションハウス~診療放射線技師の立場から~その2 認知症」を取り上げてご紹介します。
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2020年2月例会「ラジエーションハウス~~画像診断のお話」から4年ぶりに診療放射線技師としてのお話になります。
今回のテーマは「認知症」その種類と検査方法、更に私自身の介護経験から「介護のポイント」についてです。
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まず、前回の復習「放射線(画像)診断レポート」から開始です。
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前回から4年間の進歩により、新たに病院に導入された「デュアルエナジーCT」によって、放射線被ばくの増加なしに通常のCT画像と異なる特定の物質を描出した画像情報を得ることが可能になったことや、最新の画像検査・診断においてAI(人工知能)が用いられていることなどの最新情報をご紹介しました。
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次に今回のテーマである認知症のさまざまな症状と、代表的な認知症タイプとその原因を検出のための画像検査についてです。
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認知症関連では、主に下の画像検査があります。
『MRIのブイエスラド(VSRAD):脳の海馬傍回付近における委縮の度合い』
『RIの脳血流検査(SPECT検査):微量の放射線薬剤を用いて脳の断面図から血流量を数値化』
『RIのダットシンチ:ドパミン神経の線条体に存在するドパミントランスポーターの量(初期でもパーキンソン病の鑑別に役立つ検査)』
『RIのMIBG心筋シンチ:心臓の交感神経機能の状態を調べることで、間接的に脳内の交感神経の状態を診る』
の説明と、それぞれの画像検査で何が解るのかについてご紹介しました。
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続いて「軽度認知障害(MCI):健常者と認知症の中間段階」についても話し合いました。
自分自身を含め「どの時点で病院に行けばよいのか?」など、皆さん同じように不安があることが解りました。
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最後に自分が父の介護で役に立ったもの(自動着信設定見守り携帯など)やサービス、制度などをご紹介しました。
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月例会後のシャインズ内「日本料理 四季」の個室での昼食会でも認知症の話は尽きず、皆さんの身近なテーマをお話できてとてもよかったと感じました。
また、今回の資料作成に当たり認知症について深く調べる良い機会となりました。
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今回ご参加いただいた皆様にとって、将来いつ始まるかもしれない認知症と介護への一助となれば幸いです。
企画/レポート/資料作成:IKEDA
Photo:SAITO