開催日時：　2023年7月1日（土）8時～11時40分
場　所　：　鳴戸部屋 名古屋場所宿舎 (住宅型有料老人ホームH&N鳴海 敷地内)
参加人数　14名

 

７月例会は、ブルガリア出身の大相撲力士として大人気の元大関琴欧州こと年寄・鳴戸親方が、師匠として率いる鳴戸部屋の名古屋場所宿舎の朝稽古見学にお伺いしました。

鳴戸部屋 名古屋宿舎に到着した時には、既に若手力士たちがエアコン完備の土俵２つある稽古場で、四股、鉄砲柱、ダンベル プレートやウォータータンクを両手に抱えながらすり足、ロープで筋肉トレーニングと励んでいました。

名古屋場所宿舎の中で２つの土俵があるのは、鳴戸部屋とこの稽古場を見学して参考にした二所ノ関部屋のみとの事。

 

 

トレーニング器具、大きなタイヤもあり充実した環境です。

 

 

すり足から勝負俵を左右の動く稽古の頃には、昨日から雨が上がり、見学者が増えてきました。

続いて「申し合い」では、張り詰めた空気の中、若手力士の体と体がぶつかる音が響き渡ります。

 

 

鳴戸親方は取組で気になった点について、身ぶり手ぶりを交えながら指導していました。

 

「関取稽古」十両 欧勝馬が、稽古の土俵に入ると雰囲気が一変し、若手力士たちが我先にと取組を志願します。
関取は一回り大きく引き締まった体ですさまじい音を立てて頭からぶつかりあう光景はナマの迫力があります。

 

 

「ぶつかり稽古」では、当たる側の力士は相手を土俵際まで押し込み押し切れなかった場合に戻され最後に転がされます。

 

 

稽古時間が終わり親方は稽古場を離れましたが着替えて戻られてたので、名刺交換・全力士との記念写真・一人一人と写真撮影に応じていただきました。

その後食事の準備ができたとのご案内で稽古場の2階の大広間に場所を移して、いよいよ皆さんお待ちかねのちゃんこ鍋の時間です。

若手力士の皆さんがテキパキと振る舞ってくださったちゃんこ鍋は、とても美味しい！

 

 

ちゃんこ鍋のお碗が空になると、力士の方が「おかわりはいかがですか～」と絶妙なタイミングで声を掛けていただけます。
つい「お願いします！」と返答してしまいます。
ちゃんこ鍋をしっかり堪能して、すっかりお腹一杯に。

笑顔のステキな淡路出身の力士 向田さんに、入門した経緯をお伺いしたところ、社会人になっても力士になる夢を諦めきれず、鳴戸部屋へメールして面談後入門してすぐに新弟子検査で力士になった。
ご両親も応援しているとのこと、チャレンジする向田力士に感銘を受けました。

最後にご紹介いただいた方から、お土産に「番付表」いただきとても貴重な体験ができた一日でした。

 

 

 

鳴戸部屋力士のみなさまの無傷 勝利を祈願！

 

企画レポート・協力：名川・藤田
写真・動画　：北村・吹上・池田