開催日時: 2024年年10月5日(土)10時~13時頃
場 所 : 名古屋市野鳥観察館 ・ 環境省 稲永ビジターセンター
名古屋市港区野跡4-11-2 稲永公園内(あおなみ線 野跡駅から徒歩約15分)
参加者 : 15名
休日インドアグループは、8月例会「水の歴史資料館見学」、9月例会「半導体づくりの今昔とアドマファイン」を開催しました。
そして10月開催の例会「藤前干潟での野鳥観察+α」をご紹介します。
「藤前干潟」は、世界的にも重要な干潟であるとしてラムサール条約登録湿地です。
その藤前干潟正面にある名古屋市野鳥観察館で毎月 1 回開催されている「渡り鳥調査隊」に参加しました。
名古屋市野鳥観察館内は、鳥の写真と剥製や書籍・パンフレットが多数。
藤前干潟を正面に臨む窓際の机には、双眼鏡が備えてあり館内から観察できるようになっています。
受付後に野鳥ガイドを受け取り双眼鏡とカウンター(数取器)を貸与されて、秋の渡り鳥の紹介動画を視聴です。
その時参加している幼女から「どうして今日は見るの?」の一言。常連さんのようです。
視聴後に調査方法についてとボランティアをご紹介され渡り鳥の調査開始です。
干潮は13時過ぎのため干潟が現れていないので、護岸に大型の単眼鏡数台で順番に消波ブロック周辺にいる「カワウ」「ダイサギ」を観察しつつ職員・ボランティアの方へ質問タイム。
しばらくして潮が引き干潟が広がりはじめたその時「カワウ」の大群が飛来。もうカウントできません。
観察終了時間となり館へ戻って「鳥合わせ」常連の幼女と男児2人の独擅場です。
次は、隣接する環境省稲永ビジターセンターへ「ようこそ藤前干潟へ」と「渡り鳥のオアシス」の視聴です。
藤前干潟にすんでいる生きものカニやアナジャコ、渡り鳥(コアジサシ、シギ・チドリなど)と夜の干潟で餌を食べる渡り鳥の生態を学びました。
「+α」お楽しみは、熱田神宮御用達の仕出し専門店 お料理玉伝本店のお弁当です。
ラムサール条約登録湿地については、こちらをご参照ください。(環境省ホームページ)
藤前干潟の保全を契機として、名古屋市は1999年2月「ごみ非常事態宣言」の発表し循環型社会の実現へと舵を切りました。
名古屋市のゴミ削減状況は、こちらをご参照ください。
今年は、生物多様性条約締約国会議(CBD-COP16)がコロンビア・カリで 10月21日~11月1日に開催されます。
日本では、温暖化 COP がいつも話題の中心となり生物多様性 COP はあまり話題になりません。
しかし、前回カナダでの生物多様性 COP15 は、日本からもビジネスセクターの方々が多くご参加されていました。
今年の COP16 は、開催場所がコロンビアでどれほどビジネスセクターの方々が参加されるのかはわかりませんが、今後のニュースにご注目いただければ幸いです。
企画:Fukiage
レポート:ogawa,Fukiage
Photo:ogawa