開催日時:2023年6月26日(月)19時~21時
場所:柳橋市場の藁焼きのお店 魚柳
今回は、再来年(2025年)に開催が迫っている大阪万博を迎えるにあたり、日本の万博について過去の経験や歴史を振り返ることを趣旨として開催しました。
会場まで少し名古屋駅から歩きましたが、幸い雨も気にならず、到着することができました。
皆さんが集まってから、万博の種類、日本での開催実績、要した費用などを説明しました。
<万博の種類>
国際博覧会条約によると「登録博(一般博)」と「認定博(特別博)」があり、
①開催期間(登録博:6週間以上6か月以内、認定博:3週間以上3か月以内)
②テーマ(登録博:規定は特に無し、認定博:明確なテーマを掲げること)
③面積(登録博:規定は特に無し、認定博:25ha以内)
④開催間隔(登録博:5年ごと、認定博:登録博の間に1回)等の違いがあります。
<歴史>
1851年、ロンドンのハイドパークで開かれた「第1回ロンドン万国博覧会」で国際博覧会の歴史が幕を開けます。この万博は通称「大博覧会The Great Exhibition」とも呼ばれ、25カ国が参加。当時はビクトリア女王の時代、女王の夫君アルバート公の活躍で開催にこぎつけ、その結果は大変な評判になった。1851年、日本は嘉永4年、ペリー来航の2年前です。
日本が初めて国際博覧会に出展したのは、1867年(慶応3年)の第2回パリ万博、当時は国際博覧会が一種の流行で毎年どころか1年のうちに2~3カ所で博覧会が開催された年もあった。 第一次大世界戦後には、現代の万博のように「テーマ」を持った万博が始まり、1928年には国際博覧会条約が署名され「国際博覧会」はこの条約を基準に秩序をもって開催されることになった。
なお、詳細を知りたい方は国際博覧会(Wikipedia等)を閲覧頂きたく。
<日本の万博開催>
なお、各万博の詳細は日本万国博覧会(1970年大阪万博)等の正式名称で調べて頂きたく。
お酒も進んだところで、皆様の万博の思い出、特に1970年の大阪万博の思い出、2005年の愛・地球博の思い出などの話を伺いました。
また、2025年大阪で開催される万博の課題や期待などを相互に意見を出し合い、貴重な梅雨時の平日グループ6月例会となりました。
企画・レポート:林
Photo:林