日時:2023年5月20日(土)~21日(日)
参加者:1日目12名、2日目13名
安曇野出身の私が太鼓判・新緑の安曇野を楽しもう!(特製手料理付)
1日目 5月20日(土)
皆さんの日頃の行いがイイ?からか、昨日の雨がすっかり上がり晴天に恵まれる中、名古屋駅前の朝8時にチャーターしたマイクロバスは、最初の目的地である長野県東筑馬郡朝日村の「石挽そば処もえぎ野」へ向けて出発しました。
石挽き自家製粉の挽きたて・打ちたて・ゆでたての「石挽そば処 もえぎ野」に到着し、美味しいおそばランチした後は松本市今井地区の「山本農園」へ。
農園主の山本親子から、リンゴ・レタス等の栽培と作業のレクチャー後は、農業体験「リンゴの摘果作業」です。はさみを使って中心果以外を切り落とす摘果作業。
摘果作業は皆さん未経験なので、自分が摘果作業したリンゴがきちんとした果実に育つか心配しながら、最初はこわごわと、アドバイスを受けながら次第に慣れてくると、楽しみながら手際よく作業を進めました。(今回の農業体験は、リンゴ収穫までの下の栽培作業のうち「4」に当たります)
- 開花
- 人工授粉:同品種の花粉が付いても受精が行われず結実しないので異種リンゴの花粉で授粉します。(異品種の花粉で授粉しても「ふじの果樹」ならば「ふじの実」がなります)
- 摘花:いくつかの花から一番大きい花を残すと残った一つの花から5・6個の幼果ができます。
- 摘果[農業体験]:6・5個の幼果の中で一番大きい1個を残します。
- 葉摘み:実が大きくなったら陽が当たるように実の周囲の葉を摘みます。
- 病害虫防除:合間に数回消毒します。
- 玉まわし:均等の色になるようにリンゴを回します。
- 収穫:今回作業したフジは10月末くらいから収穫作業開始。
- 選果:収穫が終わったら出荷作業。
- 剪定:来季の作業がやり易いように、リンゴの木の高さを保ちます。
作業に汗を流した後は、山本農園産リンゴのジャム&ジュース品種別の至福の味比べ!
山本農園りんご畑の後は、オリジナル商品が豊富で地元民をはじめ、観光客にも大人気のご当地スーパー「ツルヤ山形店(長野県東筑摩郡)」でお土産などお買い物をしました。
そして安曇野入り「安曇野ワイナリー」へ。
コロナ禍で中止していたワインの無料試飲カウンターが復活し、テラス席から美しく仕立てられたブドウ 畑の樹々も観ながらほろ酔いのひと時。
安曇野ワイナリーの後は、すぐ近くの松本盆地を一望出来る室山頂上「室山アグリパーク」へ。「室山」の頂上には伝説の巨人「でいらぼっちゃ」像。その像の頭上が展望台になっており安曇平・松本盆地を一望できる絶景を堪能。戻りは、山の傾斜の長ーーーーーーいジャンボ滑り台で一気に下山。皆さんのチャレンジ精神はさすがTMCでした!
下山後は、今夜の宿泊地「ホテルアンビエント安曇野」へ。
北アルプスの美しい雄大な自然が広がる標高1000メートルの山の中腹にある、温泉を完備したコテージを男性・女性用2棟借り、夜は男性用の広いコテージのダイニングで「ワイン会」を開催しました。ちょっと酔いが回ったベストタイミングで、中村さんがマジックショーを披露していただきとても楽しい時間を過ごせました。
2日目 5月21日(日)
朝起きて、鳥のさえずりが聞こえる自然豊かな森の中のコテージからホテル本館へ移動し、1階のフレンチレストランで新緑の槍穂高連峰の常念岳を望みながら爽やかな朝食バイキング。
コテージに戻り、国営アルプス安曇野公園へ。
堀金・穂高地区 田園文化ゾーンの池近くで絶滅危惧種のチョウ「オオルリシジミ」が姿を見せていました。
公園散策後に園内の「あづみの学校」へ。
玄関ホールにある安曇野の特殊な地形ジオラマや理科教室を見学したり、社会科教室ではボランティアの方に盛んに質問をしていたのも、好奇心と知識欲旺盛な精神はさすがTMCでした!
安曇野公園の後は「こねこねハウス」へ。そば打ちとおやき作りの体験ができる「こねこね体験道場」と、喫食ができる「めん処穂高」を併設しており、体験道場でチームに分かれて一所懸命そば打ちに取り組みました。しかし、伸ばすときに穴が空いたり、形がゆがんだり、きしめんのように太い麺ができたり、それでも自分たちで打った「そば」は格別で、前日お昼のそばランチより美味しいと感じる出来栄えでした。
お腹が満たされた後は、すぐ近くにあるNHK「ブラタモリ」で紹介された「早春賦」石碑へ。有名な「大王わさび農場」の近くにあり道中には、わさび畑が至る所で見られます。「早春賦」は、安曇野一帯の早春の情景「春は名のみの 風の寒さや」で有名な唱歌の石碑で、その周辺をタモリさんと同じようにブラ散策しました。収穫後のわさび田から出ている湧き水や隣接する養魚場で、信州サーモン、鯉、ニジマスを見学させていただきました。
早春賦の後は「北アルプス展望美術館」の駐車場から北アルプス連峰と安曇野のパノラマを一望しましたが、薄雲が邪魔して壮大な景観という訳にはいきませんでした。安曇野出身の私は少し悔しかったですが「十分に楽しめた」と仰っていただき嬉しかったです。
一望した後は、麓にある日本酒の蔵元「大雪渓酒造」へ。
築150年蔵元直営店、花紋大雪渓の奥座敷・二階を見学し、いろいろな大雪渓の試飲三昧。季節限定・大吟醸等々の人気商品が並び、どれにしようか迷いながらお買い物です。
龍門渕公園を散策した後、楽しいツアーの最後は「安曇野スイス村ハイジの里」へ。おやきやパン、地元の農作物や特産品が多数揃う農協直売所でツアー締めのお買い物をしました。
お買い物の後は、一路帰途のなかビンゴゲームをしたりしながら、名古屋駅前に無事戻ってきました。
盛り沢山のツアーでしたが、1泊2日のツアーを無事に催行出来て本当によかったです。
企画:赤羽・中野
レポート:赤羽
写真:北村・福山・赤羽・吹上